面接について
(2002年4月06日更新)

中学入試では、面接をする学校としない学校があります。
面接を実施する学校にはそれぞれ目的があって行われるのですが、受験生や保護者は必要以上に神経を過敏にしないことが必要です。
聞かれることも大体決まっています。
代表的なものを次に上げてみましょう。

1)どうしてこの学校を選んだのですか

2)この学校のどういうところが好きですか。

3)この学校を選んだのは誰ですか。あなたですか、それともお父さんやお母さんですか。

4)好きな教科と嫌いな教科は何ですか。

5)あなたの学校の校長先生の名前を知っていますか。

6)あなたの担任の先生のお名前を言ってください。

7)中学に入ってから何をしたいですか。

8)この学校の校訓を知っていますか。

いずれも質問にも正解はひとつには定まらないのがほとんどなのです。
一例を上げれば、3)では誰が選んでもいいのです。
もちろん本人が選んでもいいし、保護者が本人のために選んだとしてもそれでいいのです。
要は緊張しながらも、僕は(私は)この学校に入りたいという気持ちを本当に持っているかどうかが問題なのです。
「緊張」と書いてしまいましたが、これはとても大切な要素なのです。
どうしても入りたい学校であればあるほど緊張してしまうのです。
言い換えれば緊張は合格への第一歩といっても過言ではありません。
面接で見られているのは、その答えではなく、答え方なのです。
一生懸命にできるだけはきはきと答えればいいのです。
実際の入試ではどのように扱われるかがご心配だと思います。
ここで、一例としてA中学校では、「生徒のみのグループ面接」で、重要度は「参考程度」とします。
といってしまうと、今度は参考だからと言うことになってしまう方もおられると思います。
入試において「参考」とは、それによって合格・不合格を決めないと言うことなのです。
ただし例外も存在はします。たとえば、聞かれたことに対して聞く耳を持たないとか、急に叫び出すとか学校という団体での行動ができないと判断された場合などに限定されるものです。

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